9/27/2010

唯物論者の自炊

ホームステイから一人暮らしになってそろそろ二カ月。その二カ月の自炊を写真で振り返ってみます。なお「唯物論者の自炊」というタイトルは、いんすぱいやーっど・ばい:
これは主に見た目をかわいくするためにしていることなので、味さえよければ良いという見た目に惑わされない唯物論者のみなさんはこの工程をはぶいてそのまま鍋に鶏肉を入れてしまっても大丈夫です!  
安全ちゃんの食肉宇宙「ハイパー簡単なもてなし料理、紅茶豚&紅茶鶏の作り方」
かわいい感じの記事の中で、ふと唯物論者なんて文化系な言葉で出てくるのがおもしろかったので印象に残って、パクった。あと、僕の趣味があくまで「自炊」であって料理でないのは、やはり料理の見栄えを重要視してないから。こういう意味での(どーゆー意味やねん笑)唯物論者は損をしてるよなぁ。たぶん人並みに見た目を気にした方がお得。

初めから話が逸れ過ぎた!笑
では、ひとつめ
にんじんとたまねぎのスープ。コンソメは

マギーブイヨン。コンソメとしては味の素のしか知らなかったけど、日本でも普通にあるらしい。。。

スモークサーモンとレタスの相性っていいんだね。

鶏の心臓。こういうゲテモノは安いのでつい買っちゃう。一キロ当たり4ユーロ。炒めると
弾力性のある歯ごたえ。
父親が遊びに来た時に持ってきてもらった赤味噌
で、心臓と砂肝を
煮込むと

 砂肝は煮込むと、小さく固くなる。溶け出すのか縮むのか。
しょうゆとアヴォガド。ご飯がまたあう。
生クリーム(?)と卵と、バニラ風味の砂糖(sucre vanille)
を炊飯器中の炊いたご飯(二合)に加え
もう一回炊飯スイッチを押すと
こうなる。リオレ(Riz au lait)。甘いご飯なんて!って抵抗が初めはあったけど、いまでは平気。サランラップに包んでおいて会社のおやつに持っていく。
Boudin blanc(ブーダン・ブラン)。鶏肉とパン粉と牛乳から作るらしい。ベルギーのものらしい。キロ当たり4.5ユーロくらいで安い。もちもちして脂っこくもなくておいしい。ミュンヘンの白ソーセージとは違うのかな。見た目は似てる。
Boudin noir(ブーダン・ノワール)。こっちは豚の血と脂のソーセージ。断面は
たぶん白い所が脂。やはり血、あんまりおいしくない。。。レバーに近いけど、また違う。ちょっと甘みがあってそれが気持ち悪い。

ケーキの素。これを炊飯器で焼く。のだけど、底しか焼けずあとは生だった。そこで全体を混ぜてもういっかい焼いて、それを裏返してもう一回焼いて、
こんなかんじ。おいしかった。そういえばこれは誕生日前日に焼いたんだった。
次は生肉の
その名もアメリカン。サンドイッチの具によく使われる。ご飯にもよく合う。
わさびとしょうゆにもよくあう。
取りはラタトゥイユ。
ホストマザーに聞いたレシピはトマトとナスとズッキーニと玉ねぎを同量使う。あとはパプリカ、ニンニク、数種のハーブが入ったherbe de provence等。僕はナスがあんまり好きでないし高いのでよく省く。かわりに、肉を入れるとおいしい!上の写真は昨日作った豚肉入り。なかなかよかった。下の写真は
鶏肉を入れた時の。これもよかった。骨付きのここの部位は結構安い。調べてみたら、手羽元??ラタトゥイユは時間がかかる(かけたほうがおいしい)ので、休日の料理にしている。じつはもう4回とか作ってるから隔週で作ってることになるのか。

PSとしての近況
週末は近くの郊外型ショッピングモールに二回行ってしまった。服を買ったので荷物置くために一回帰った。服を買ったのは渡欧してからの半年で初めてだったかな。で、ゆっくりスーパーをぐるぐるして、ラタトゥイユの材料買って帰った。土曜の夜は同僚と出かけて、ディスコ(クラブ?)に行った。爆音うるせー。日曜は目覚めたベッド上で読書してラタトゥイユ作って、雨もあって出かけるのもめんどかった。で夕方からTBSラジオ文化系トークラジオLifeのUstream放送を見る。いつもはポッドキャストで聞いていたので生で聞くのさえ初めて。なんか映像をみるとグダグダに見えるようだ。国会中継もそうだったな。ラジオで聞いてると賢いおじさん達の討論といった印象だったけど、テレビで見るとおじいさんがてくてくと発言する席に歩く姿とか見えちゃってイマイチだった。
朝起きられん。週末のリズムを持ち越しちゃうのと、日の出が遅くなってきたのが原因か。

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