6/27/2010

パン。

ご飯派ではあるんでるが、それとは別次元でパンが好きです。パンは食事というより、おやつとして好き、というか。

一回生前期の試験期間中に大学近くでおいしいアップルパイを探して14軒を訪ねたことがきっかけでお気に入りのパン屋(マン・シエール)ができたこととか、ドイツ滞在時にプレッツェル食べ比べにはまったこととか、そういった事によって自分をパン好きと認識するようになりました。

そんなわけでフランスでも、住んでる町でいろいろパン屋を訪ねてみたり、旅行先でパン屋を見つけたら入ってみたりしています。そういう機会に、ドイツにおけるプレッツェルにあたる、初めての店でまず試してみるのは、、、クロワッサンにしています。フランスらしさに加えて甘いし軽いし。
食べ比べの結果、ホストマザーにすすめられた2軒のクロワッサンがやはりおいしいです。駅と橋の間にあるパン屋と、Netto(スーパー)の手前にあるパン屋です。加えて、意外とおいしいのが複合商業施設のLeclercのスーパーの中にあるパン屋のクロワッサンです(冒頭の写真)。これに関しては僕の舌・好みが安っぽい疑惑がありそうですが(笑)。

フランス語でパン"pain"は狭義ではクロワッサンなどを含まないそうです。狭義のpainはいわゆるフランスパンのことで、その重量は一定で500g、同じ生地で250gのものをバゲットというそうです。それではクロワッサンはというとヴィエノワズリ"viennoiserie"に分類されます。バターや砂糖を比較的多く含むクロワッサンやブリオッシュなどが、オーストリアのウィーン"Vienne"に起源することからこう呼ばれるらしいです。

ちなみに価格はクロワッサン・バゲット共に、普通0.80-0.85ユーロほどです。ただ、例の大型スーパーのLeclercではクロワッサン0.60ユーロ、バゲットは最安のもので0.38ユーロと、めちゃ安いですね。

そんなところです。8月からのベルギーでもパンが楽しみですね。自炊なので食べ物は無駄遣いにならないために気兼ねなく買えますし、アパートの近くにおいしそうなパン屋もありましたし。

6/26/2010

食関係のこと

食関係で書きたいこといくつか。
ホストファミリーでの毎日の食事はコース料理の形式を採ります(いわゆる「フレンチ」がそうなんでしょうけど)。前菜、主菜、チーズ、デザートの順で、その間フランスパンは好きに取って食べる、というような。

個人的には前菜のさっぱりしたサラダというか和え物のようなものがおいしいです。ドレッシングがおいしいんでしょうね。セロリの根とニンジンの千切りのサラダとか、米とカニカマや野菜を混ぜたものとか。主菜より前菜が好きなことが多いなんて申し訳なくてホストマザーには言えませんが。

最近のデザートには庭で収穫したイチゴが出ることが多いです(トップの写真はイチゴとラズベリー)。イチゴは2分の1とか4分の1に切って、砂糖を加えて一時間くらい漬け置くそうです。フレッシュクリームと混ぜて食べるといっそうおいしいです。あぁ、と今気がつきましたが、砂糖とフレッシュクリームでけっきょく練乳と同様な味になってますね。6月前半は庭のサクランボが最盛期で毎日摘み放題の食べ放題でした。これまでの人生で食べた量に匹敵する量を食べたかもしれません。週末の朝食にサクランボ1kgとか(笑)

外食はやっぱり高いです。とくにケチらなければ10ユーロくらいかかるでしょうか。日本の外食産業の低価格はすばらしいですね。しかし他方で、スーパーでの物価は一般に高くはないと感じます。一般的な品目、すなわち多くの人に大量に消費されていそうなもの、は特に安いようです。ニンジンとかジャガイモとかフランスパンとか。

外食なのに日本より安くて驚くのはコーヒーです。今いるカフェは1.05ユーロ、別のカフェでは1.5ユーロとか。量は少なくて、カップは直径6センチほどです。もちろん立地などによるんでしょうけど、それにしても外食の料理の高価格に比べれば驚きの安さです。今日も1.05ユーロで4時間滞在のつもりです。うーん、ワールドカップのブラジル対ポルトガルがテレビでやってて気になって集中できない。。。

ところで、フランスパンのことを「バゲット」と書いたりすると、フランスかぶれみたいだなぁと感じるのは考えすぎですかね。そんなパンのことは別ポストでまた。

6/23/2010

学校その後、仏語小説

忙しかったり正確には自分を律せられずにいたりで思うように更新できずにいました。では、語学学校のその後と、フランス語で小説を読んだ話です。
le tour du monde en 80 jours = 80日間世界一周
5月31日からクラスのレベルがA2に上がりました。それに伴ってクラスメイトが11人に増え、内訳は日本人5人、スイス人3人、あとはスペイン人、ブラジル人、コロンビア人がひとりづつです。すでにA2だった生徒がいるからでしょう、僕にとって新たな文法事項でも比較的速く授業が進むように感じます。速くフランス語を学びたいと思うので、これは嬉しい変化です。一方で、人数が多くなって発言の機会が減ったり、先生に余裕が少なくなったように感じるのは残念なことです。

生徒の学習進度をチェックするためのテストが3週に一回あるようです。授業内容を生徒に合わせて柔軟に変える姿勢がここにも伺われます。

6月初めの3日ほどで「80日間世界一周」をフランス語で読みました。といっても、語彙を1000語に制限して書き変えたもので、ページ数にして70ページほど、1ページあたり200語弱で、挿絵も比較的多いものですが。だいたい7時間かかりましたので33.3語/分ですか、英語だと100語/分ほどと思いますので、まだまだですね。

楽しんで読むことができる程度には理解できましたが、習っていない文法事項がいくらかあり、理解できない文が1, 2割ほどありました。特に付録のCDに収録の音読だと、理解の程度は大きく下がります。速くはないので音としては聞きとれるのですが、その音から単語を認識したり、読まれるスピードで文を理解することが難しいです。

学校から借りた本なので、書きこんだり、手元に置いておいて気が向いたときに音読を聴きながら本を読むことができないのが残念に感じました。簡単なものを繰り返し聞く(読む)ことは言語習得に効果的と思うので、近い将来この語彙制限・CD付きシリーズから一冊買うつもりでいます。

と、ここまで書いたのが6月4日で、9日には le blog de Maia (語彙500語制限で30ページ)を買って一通り読んで、電車の中などで音読を聴きながら繰り返し読んでいます。で、6月23日には80日間世界一周を買いました。書き込みできるように。

買うと言えば、ダイアローグ(二人間会話)中に文法事項を埋め込んだ、CD付きの教材でgrammaire en dialogueというのが良さそうなので、これも買うかもしれません。vocabulaire en dialogue ってのもあるらしい。いいなぁ。

6/05/2010

会社訪問が決まるまで

最近やっと会社訪問の日程が決まり、ひと段落ということで、それについて書いてみます。言ってしまえばグチですが。

私の場合は4月頭のブリュッセルでのEUセミナーの時点で上司が決まっておらず、欧州事務所に後日問い合わせるように言われていました。4月27日に欧州事務所にメールをし、欧州事務所が会社にメールしましたが、返事が2週間近くありませんでした。そこで会社の別の人に宛ててメールをするように欧州事務所にお願いし、やっと会社から返信がありましたが、上司は未定。この時点で5月17日。

仕方なく、私はインターン生一般を担当する方と連絡を取り合うことになりました。そうなったはずなんですが、メールを送って1週間たっても返事がなく、追ってもう一通送ったメールに返事があったのはまた一週間近く経ったおとといのことです。

結局、ギリギリの6月15日に会社を訪問することになりました。「ギリギリ」とはビザの関係で当日中にベルギーを出なければいけないという意味です。無茶しますね(笑)。上司がなかなか決まらないのは、与えられる研究テーマには複数の方の指導が必要になるからみたいです。

というわけで、6月13, 14日あたりでアパートを見て、15日に会社を訪問できればいいなぁと思っています。さて、アパート探ししないと(汗