9/24/2010

知識必要!

研究上の問題解決って知識が必要だなぁ、と思う。そして自分にはそれが無いと。暗黙知みたいなことも含みたいので、知識って言葉が正確かどうかわからない。けれど、必要だと思う理由を説明することで、言いたいことがわかってもらえるかもしれない。

知識って必要だなぁと思うのは、年長者から研究上のアドバイスをもらうとき等だ。昨年度の卒業研究で頻繁に指導していただいた先輩はドクターコース修了間際の方、今インターンでしてる研究を指導してもらってる同僚はドクター取って一年ちょっとの同僚だ。彼らがくれるような助言を発想するためには知識がいるんだろうなぁと感じることが多々ある。

例えば、ある物性に問題があったり改善したいとき、「アレを加えたらいいよ」とか「コレが多く入ってるのが原因だ」とかアドバイスがもらえたとする。ここで、アレやコレが役立つと発想できるのは、きっとそれらの特徴を覚えていて、あと、似た状況を経験するか聞いたことがあるからだろう。
具体性がないために全然たとえになってない。。。

僕が一人で考えた所でなーんにも研究が進まない。で、相談してみれば大抵簡単に解決策をもらえちゃう。そういうとき無力感がすごい。卒論やインターンは「練習」の場でもあるのだから、(その成果に関わらず)自分で考えるのも大事だというのは別の話。

この考えを進めてみると、欧米の大学院教育でコースワーク(座学)が重視されることの意義がちょっと見える気がする。専門分野の周辺の広い基礎知識が、その後に取り組む研究において解決策を見つける助けになりそう。


そんなところかな。


PSとしての近況
今週は、上記のような感じで一人で考えて何も進まない時間を経験しました。いやぁ何にも思いつきませんでしたね(笑)。前のマンスリーレポートで書きましたが、自分で考えるのと相談しに行くのとの二つの間のバランスを見極めるのが大事というか難しいというか。
あと、近所の大学でフランス語の授業を取れそうです。10月頭から2月頭まで、火曜と木曜それぞれ18-20時の二時間。レベル分けテストのときに、先生がほめてくれた:「半年でこんなに出来る学生は珍しい」って!うれしいうれしいうれしい。日本に帰る前にB2受けちゃおうか??←完全思いつきの発言。

No comments:

Post a Comment