5/13/2010

語学学校―生徒・施設等、その他

今回は語学学校の授業以外のことについて、生徒、スタッフ、キッチン、その他施設、余暇の企画について書きます。

語学学校の生徒は現在20人強です(4月初頭はドイツ人高校生20人強のグループがいたため、40人以上でした)。その内訳は、だいたいですが、日本人が7人、スイス人が6人、オーストラリア4人、あとは様々で、中南米と欧州が多いでしょうか。スイス人は、母語がドイツ語だがスイスではフランス語も公用語であるためにフランス語を学びたい人が、特に公務員に多いようです。

年齢はだいたい18-30歳が多いでしょうか。あとは中年のおばさんが5人くらい。女性が多いのは、「女性の方が国際等に興味を持ちやすい」という自分の経験則に沿っています。基本的にはフランス語で話すようにしているようですが、英語を話してくれる人も居て、そういう人とは友達になりやすいです。生徒の入れ替わりがままあり、誰かの最終週にお別れパーティーをしていたら毎週金曜がパーティーになるほどです。


クラスはレベルに応じて3つあり、私のクラスは日本人5人とスイス1人です。Vulcanus in Europe参加者3人以外は、仕事を辞めてきた20代女性が二人で、パリでそれぞれ写真・ヘアメイクを学びたいそうです。私たちと同じ週から語学学校に通う入門段階の日本人が5人いたため、新たに入門クラスがつくられました。1カ月が過ぎたころに、そこへスイス人が加入しました。日本人が多いために休憩時間内に日本語で話してしまうことがよくあり、フランス語の習得の妨げとなりそうです。最近はだんだんフランス語で話すよう努めていますが。新しく来たスイス人は英語もフランス語も話せないため、彼とのコミュニケーションは困難です。性格が陽気であることは大きな救いですね。


スタッフは校長と事務員と、講師が(生徒の数に応じて)3-6人居ます。校長は50才ほどの女性で、授業は持っていませんが、生徒に話しかけるようとする姿勢が伺われます。事務員はスイス人で、彼もホームステイしていることから、有期雇用のようです。講師を評価するのは難しいですが、新任とベテランではやはり授業に差があります。新任は生徒の反応を汲み取る能力に欠けるように思います。それでも生徒の問題点提起に対する彼女の素直な姿勢はすばらしく、ベテランに劣りません。


学校にはキッチンがあり、流し(シンク)、冷蔵庫、電子レンジ、オーブン、電熱コンロに鍋・フライパン、食器を使用できます。授業時間用のコーヒー・紅茶を休み時間にいれたり、昼休みに昼食を料理できます。キッチンには校長の監視があり、きれいにしていないと使用禁止もありうるようです。ちなみに、私の昼食は45セントのバゲット(フランスパン)と79セントのラタトゥイユの缶詰が基本です。安く済んで、野菜が採れるので。下がその写真。


その他施設は、図書室、パソコン部屋、広いロビーがあります。パソコンはインターネットが利用でき、また無線LANも使用可能です。図書室の本は講師に申し出ることで借り出すことができます。学校は18時の閉校まで居られます。


語学学校は業後のイベントや週末の旅行を企画しています。平日業後はフランス文化に関する講義、フランス映画鑑賞、スポーツなどが企画されています。週末の旅行は大型タクシーを借り切って、近くの古城やモンサンミッシェルに行く企画がありました。


そんなところです。授業以外については語学学校に大きな不満はなく、まぁ快適に過ごしています。日本人が多いのはネガティブな面だけでもなく、町のことを日本語で訊けるなどのポジティブな面もありますね。

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