8/31/2010

上司と同僚, blog

今回は上司と同僚のこと。
上司に連れてってもらったお祭り


復習:研究テーマは「物質Aの作製法であるB法に、機器Cを併用することによる、新たなAの作製法の検討」


《上司の指導》


僕を指導してくださるのは4人のグループで、上記の「B法」周辺の人二人と「機器C」周辺の二人から成ります。グループの代表というか、主な指導者はB法関係のうちの一人で、今月はこの人に見てもらっていました。補足ですが、研究所ということで、上司や同僚たちは、各自の研究テーマを持っています。


まず研修内容の説明をしてもらって、勉強・調査をするように言われました。それで、勉強してわかったことを、他の作製法の比較の表とか論文のイントロ的な文章(注)にまとめて、ディスカッション(相談)の時間に添削してもらいました。ディスカッションは週に2,3回だったでしょうか。あと、実験を少し教えてもらい始めました。10時間くらいしたかな。


注)「イントロ的な文章」って?
物質Aはコレコレな物性と用途があり有望。主な作製法はコレコレ。しかし、この作製法はコストが高い等の問題がある。コストが低い作製法にB法があるが、できる物質Aにコレコレの問題がある。機器Cを併用することによって、その問題を解決できると見込まれる。これによって、コストが低くAの性質も良い新たな作製法が実現する。
こんな、パロディーが作れるほどのお決まりの文章。


と思ったので、パロディー作ってみた。
ほかほかのご飯というものは、日本人の食生活に不可欠であり、その汎用性の広さが有望視されている。主な作製法として炊飯器を用いた方法が広く普及している。しかし、それらは海外では高価であり、かつ希少であるという問題がある。一方で、欧州では近年の健康志向から蒸し野菜や魚の蒸し焼きが注目を集めており、電気式の蒸し調理機が普及している。それらは低価格でかつ広く入手可能である。そこで筆者は蒸し調理機の炊飯への応用可能性に着目した。これよって、安価で手間もかからず、かつ広く適用が可能なご飯の製造法が実現すると見込まれる。


苦しくなってウソ書きました。蒸し調理機でご飯が炊けるのは蒸し調理機の箱に書いてあった。あと実は炊飯器もそんなに高くなくて50ユーロから買えるっぽい。蒸し調理機は40ユーロから。
で、結局、炊飯器を買いました。わーい。


「注)」なんて書いたばっかりに、話がナイル川のように蛇行しました。




《同僚》


デスクがある部屋には他に4人の同僚が居ます。となりの部屋に上司含めてまた4人。この辺はみんな博士号持ちかな。あと、上司含めてフランス人も居る。研究所全体で従業員は100人いるらしい(ホント?)。研究者以外には技官(テクニシャン)、事務さんとか掃除のおばちゃん二人とか。


この技官さんたちが陽気で冗談大好きでめっちゃ面白い。よろしくない単語を教えてくれて、意味を知らされないまま、女性技官に向かって言わされたりする(笑)。もちろん、実験器具の場所とかも親切に教えてくれるし。実験しに行くのが楽しみになる。


あいさつはうわさ通りのキス。頬と頬を合わせて、その瞬間に口でチュッって音を立てる。男同士は、、、握手。全員にあいさつるすのがちょっと難しいと感じている。というは、その日に初めて会ったときにあいさつするんだけど、休憩時間に食堂行くと40人とか居るわけだ。その全員にキスと握手をして周ることに違和感があって、できていない。どうしようかな。(上司に訊いてみたら、全員に握手してたら休憩時間終わっちゃうよ笑、とのこと)


どうでもいいけど、メガネ率が半端なく高い!9割とかだと思う。コンタクトレンズはあんまり人気がないのでしょうか。


こんなところでしょうかね。



で、ブログの更新ですが、ひっさびさの英語ブログで書いたように、日本語を月・金、英語を水曜の夜にアップしてくつもりです。さっそく今日が月曜でなく火曜(ベルギー時間)なのは昨日夕食後にベッドにバタンキューしたためです。すでにダメダメ笑

あと、更新曜日を決めるのに加えて、ブログを続けやすくするアイデアがもうひとつ見つかりました。それは、夕食を作りながら記事の筋書きを紙に書きつけることです。さっそくキッチンにメモ用紙を置いてきました。習慣を作りたいときは他の習慣にくっつけるのが一つのテですね。ていこく(定刻)主義。





以下PSとしての近況
炊飯器買いました。主食がご飯になることにうきうきする一方で、これでさらに引きこもりが助長されるのではないかって懸念もある。外出もしよう。あと、いろいろチーズも味見したいのに、ご飯にしたらチーズの消費量が減りそうなのも心配。
サイクリングは南下すること1時間半、フランス国境まで行ってきました。国境手前でトラクター行列とか、おもしろいものもあったので、サイクリングについては今度別ポストで書こうかな。

No comments:

Post a Comment