10/08/2010

雑日記(大使・驚く)

今日はまとまりなく。というか、いつもは「ひと記事ひとテーマ」だけど、今日は四つくらい書いてみる。
・駐ベルギー大使に会った
・フランス語教室
・聞くこと褒めること
・簡単に驚く
と思ったのだけど、書いてみたら長くなったので本記事はは1個目と4個目。二つ目と三つ目はちょっと関連があるので、まとめて次回。


《駐ベルギー大使に会った》
きっかけ。インターンしてる研究所が技術的コンサルを提供してる先の企業を、駐ベルギー大使が訪問した。そこで、技術解説の為にウチの研究所の所長と研究者が呼ばれた。ウチの所長は日本人の研修生がいる、ということで僕を連れていくことにした。そんなかんじだと思う。


大使さんが訪問した企業の様子。企業は石炭炉を修理する技術を保有する(ウチの研究所が開発を補助した)。石炭炉を持つ日本の製鉄会社を顧客としている、というのが日本との関係。新日本製鉄の石炭炉の補修用機械の開発プロジェクトのケーススタディを一橋大学イノベーション研究センターのウェブサイトで一カ月ほど前に読んでいたのが、なんというセレンディピティ。その論文はこちら(リンク先PDF注意)


僕たちは大使さんが到着する30分くらい前に着いた。小さい会社っぽい。従業員60人だっけ。警察のバイクが駐車場に入ってきたぞ、と思ったらそれが大使の乗った車を先導していた。警備するんだなぁ、と思う。降りて来たのは大使とその奥さんだった。握手する。僕を日本人と認識されたようで「おはようございます」を交わす。


大使さんはプレゼン聞いて、工場を見学していった。プレゼン中に何度か質問するなど興味を持っている様子。あ、そうだ、彼はフランス語ペラペラだった。驚き。まぁ考えてみれば外務官僚だし何か第二外国語が話せるんだろうとは思うのだけど、でもその外国語の国に派遣されるとは限らんしね。そういえば奥さんもフランス語話せるっぽかった。


工場見学の時に奥さんと少し会話。ちなみに大使さんの方はずっとそこの企業の社長さんがつきっきりで話す機会を得なかった。で、奥さんから石炭炉を修理する機械について質問された。全然知らないので、さっきのプレゼンで言ってたことの範囲内でお答えする。今日この後はこのような会社を訪問するのか、と僕が質問した。やはり、その工業団地内の中小企業を三つほど訪問されるとか。大使さんは技術好きだそうで、こういう企業訪問を楽しんでいるそうだ。


最後に企業から大使夫妻にプレゼント。奥さんには花束とチョコ、大使さんには大判の本をプレゼントしたようだった。大使さんが帰った後に残っていた茶菓子のチョコがうまかった。




《簡単に驚く》
なんだか最近簡単に驚く。いや、カルチャーショックとかではなくて、もっと軽い話。


・実験室で洗い物をしてたら(例によって冗談好きな)テクニシャンが後ろからそーっと近づいてきて「ワッ」ってしてきて、異常ににビビってしまった。
・イヤホンでポッドキャスト聞きながら料理してたために、(キッチンを共有する)同居人が近づいてきてたことにきづかず、急に話しかけられて異常にビビった。


とか、そんなしょうもない話。


日本でやられるよりビビる気がする。すぐに思いつく理由は、気を張ってるから、くらい。「気を張ってる」なら何されてもビビらんでしょ、と思うかもしれないけど、そういう意味とは違って、危機におびえているから危機への反応が過剰になる、という意味で。


あと、気を張ってるバナシでいうと、イラッとする程度が日本にいるより大きいかもしれない。自分を守らなきゃって意識が強くなってるから、自分をイラつかせる要因に対する反応が過剰になるのかも。ここでいうイラっとするって、自分への危機になりうる種類のイラつきだろう。例えば自転車に乗ってて事故になりそうになるとか。


もうひとつあった。気を張ってるからか肩や首が凝る。といわけで、中間報告会で会う方、肩を揉んでください笑。ご希望ならお返しに肩を揉むので。


PSとしての近況
今週は中間報告会のプレゼン準備したり、大使さんに会ったり、それと仮滞在許可証の延長だったりでなかなか実験できなかった。が、今日金曜はがっつりできた。これで一連の操作をひとりでできるようになった。いちいち人に訊かずに進められるのは気楽。それがいいかどうかはおいといて笑。
で、週末はヴルカヌス・イン・ヨーロッパの中間報告会に行く。フランス、ストラスブールで。日曜と月曜。土曜移動して同期と夕飯食べて、日曜は昼飯食べて観光して、あとは中間報告会。プレゼン含めて同期の話を聞くのが楽しみすぎる。あーたのしみたのしみ。

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